全社的なテレワークが浸透し、グループウェアを活用した一通りの業務効率化ができている。
近いうちに出産・育児休暇を取得予定の社員がいる。今後テレワークを活用しながら該当の社員をサポートすることに課題を感じている。また、テレワーク環境が整備されていることを積極的にアピールし、採用活動を活性化させたい。
出産予定の社員がかかわる業務の中に、経理関連・採用関連業務がある。経理関連は現在進行中のペーパーレス化を速やかにすすめることにした。また、SNSによる採用活動を継続的に行うことで、採用業務の一部を在宅勤務で行えるようにした。
また、この先の慢性的な人材不足を視野に入れ、全社員の離職防止・採用活動の活性化のためにテレワーク制度を見直すこととした。具体的には、以下を実施した。
・在宅勤務できる業務の棚卸
・テレワーク環境をアピールした求人広告を発信するための準備(テレワーク関連規程の整備など)
テレワークに関する社内規程(育児休暇・ワーケーション等)の作成と整備ができた。
テレワーク可を強調した採用活動を実施した結果、想定以上の応募があった。また、在宅勤務できる仕事の切り分けが進んで、在宅勤務比率が上がった。
≪今後に向けたアドバイス≫
この先の社会状況を見越して、さらなるテレワークの新たなフェーズ(育休対応・採用拡大)へとステップアップする取り組みをサポートしました。
社員が長く働きやすい職場環境づくりに向けて、先見性をもって積極的に幅広くチャレンジなさる姿勢がご支援の中で感じられました。
作成した規程は、定期的に効果検証を行いブラッシュアップすることで、さらに働きやすい環境や制度の実現へとつながっていきます。これからぜひ積極的に発信して周知し、コミュニケーション活性化と社員満足度向上のために役立ててください。
※テレワーク課題解決コンサルティング事業での支援事例