コロナ対策としてテレワークを導入し、週3日を上限として運用中。顧客との会議をウェブで行うことに不安があり、営業部門の出社頻度が高くなっているという課題がある。
顧客とウェブ会議を行うことに対して感じている不安を解消し、営業部門もテレワークをもっと活用できるようにしたい。
社内外のウェブ会議についての不安や疑問について、営業部門を中心にヒアリングを実施。その結果を踏まえて、運用ルールの作成を示した。
具体的には
・ウェブ会議時は、事前に議事を共有すること
・ファシリテーターを明確にすること など
また、社内で座談会や説明会を行い、テレワーク時の不安や疑問をヒアリングし、それをひとつひとつ解消していくことが有効。
このような課題の洗い出しと解消法の検討は、一度やればそれでよいわけではない。
定期的に行うことが、とても重要である。
運用ルールが定まり、スムーズにウェブ会議が行えるようになった。全社的に、会議のために出社する従業員が減少した。営業部門のテレワーク実施率も向上した。また、座談会を行い、社内のテレワーク好事例を共有できた。
≪コンサルタントから企業担当者へのアドバイス≫
今後もテレワークを活用し続けるためには、定期的に効果検証を行うことがとても重要です。
課題の洗い出しからスタートし、その原因を探ってみましょう。
そして、制度やツール・機器など、テレワーク環境の拡充のための対策を講じていくことをお勧めします。
※ワークスタイル変革コンサルティングでの支援事例