IT環境はある程度揃っているが、テレワーク可能な業務の切り分けができておらず、在宅勤務を実施するための制度も未整備である。
外出や出張が多いスタッフが多く、外出先でも業務を行える環境整備が必要であると考えている。テレワーク制度や環境整備を行い、トライアル実施からスタートして本格的な導入が見込めるようになりたい。
ヒアリングの結果、紙を使用する業務が多く、そのために出社していることがわかった。まず、現状に沿ったペーパレス化の進め方についてアドバイスを行った。
また、勤怠ツールの活用方法、テレワーク制度・環境のポイントを伝え、トライアルに向けて準備を進めた。トライアル検証の進め方、検証内容についても説明を行った。
必要なテレワーク制度・環境の整備ができた。数人から始めたトライアル検証結果を踏まえ、対象者を拡大し、次年度には全社的な本格導入を行うこととなった。必要な端末やソフトの購入にあたっては、経費削減のため助成金の申請を行った。
≪コンサルタントから企業担当者へのアドバイス≫
本格導入の前に、トライアル検証を踏まえた現在の制度・環境の改善点を整理しましょう。テレワーク制度・環境は、一度決めて終わりではなく、定期的な見直しと改善が重要です。見直した後には、従業員の方に制度や運用ルールの周知を行うための説明会を実施してください。自社に合ったよりよいテレワーク環境へと成長するよう、応援しています。
※ワークスタイル変革コンサルティングでの支援事例